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 すくわくプログラム活動報告(食育)
 
	
- 2025年03月25日
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すくわくプログラムに沿って本園で今年度活動した内容をまとめましたので報告いたします。
 
 すくわくプログラムの詳細は 東京都のホームページ内、以下のURLにアクセスしてご覧ください。。
 https://kodomoseisaku.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/suisin-team/nyuyojikinokosodachi/sukuwaku-program
 (以下、東京都ホームページより抜粋)
 「とうきょう すくわくプログラム」は、すべての乳幼児の「伸びる・育つ(すくすく)」と「好奇心・探究心(わくわく)」を応援する幼保共通のプログラムです。幼稚園や保育所といった施設類型の垣根を越え、主体的・協働的な探究活動を通じ、子供の豊かな心の育ちをサポートします。
 
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とうきょうすくわくプログラム活動報告                                                                   西糀谷しろはと保育園
 
 1.	活動のテーマ
 〈テーマ〉食べる
 
 2.	〈テーマの設定理由〉
 体の仕組みに興味を持ち、食べることで体が形成されていくことや、食についての興味関心を広げて行くことで、ミールケアの委託業者と連携し、食べ残しや偏食などが背景にある中で、食育の充実を図っていけるようにしました。
 
 3.	活動スケジュール、内容
 ・絵本購入(体の仕組みを知る。)
 ・9/27(金)5歳児クラス:食べ物のぬりえや、色分けゲーム、食品成分表を使って、食への関心を広げる。
 ・10/2(水)5歳児クラス:商店街散歩(魚屋さん) 魚屋さんはどんなところか、どんな魚が売っているのか。
 ・10/4(金)さんまの食育:食材に触れる体験を通して、食べ物への感謝・命の大切さを感じ、学ぶ。
 魚の食べ方、正しい箸の持ち方を学ぶ。
 ・11/15(金)5歳児クラス(保護者参加):鮭を1本解体し、魚の構造や骨があること、命について学ぶ。
 鮭の生態や旬について学び、食への興味関心を高める。
 バーベキュウコンロで野菜と一緒に調理する様子を見学し、漁師食ちゃんちゃん焼きを知る。
 立ち上げる湯気や香りで食欲を刺激し、「食べることは楽しく大切なこと」を感じてもらう。
 ・5月~12月 3~5歳児クラス サツマイモを育てる。(5月)→3~5歳児クラス 芋ほり(11/8(金))→
 0~5歳児クラス 焼きいも会(11/19(火))→4,5歳児クラス いもスライス(12/18(水))
 ・12/24(火)もちつき会:3歳見学、4,5歳もちつき。5歳鏡餅作り。
 ・絵本購入(食べ物に関連したもの)
 ・3/3(月)2~5歳児クラス ひなまつり会 午後おやつ4,5歳パフェ作り
 ・3/4(火)5歳児クラス 東京都立葛西臨海水族園 遠足 :レクリエーション“おすし大好き”のレクチャーを聞く。水族園の生き物の様子を観察する。
 4.	活動のために準備した素材や道具、環境の設定。
 ・内容、人数により、園庭や室内に分け行いました。
 保育士や調理さんだけでなく、保護者参加型のイベントも用意し、みんなで食についての思いを共有しま
 した。
 ・幼児クラス中心の物も多いが、乳児クラスは砂場や、部屋前テラスから活動の様子を見ることが出来た。
 ・絵本や、様々な食材、バーベキュウグリル、ホットプレート、炭、うす、きね、遠足バスの発注など
 5.	活動中の子どもの様子
 ・様々な食材に触れ、食べ物への興味関心が広がり、食材が変わっていく様子、食べることにより自分の体
 にもたらす変化など、知識がついたことで、積極的に発言することが増えました。大きく変化したのが
 給食時です。食べ残しが多かったクラスも「ここまでは自分で食べれるよ。」「この野菜、苦手で食べれな
 かったけど、食べれるようになったよ。」などの声が聞こえ、食べ残しが以前より減ってきています。
 
 6・活動の様子(抜粋) ホームページの都合上さんまの食育のみ
 写真を載せてます。
 芋ほり
 鮭の解体
 鏡餅作り
 さんまの食育(写真は、画像ファイルをご覧ください。)
 
 7.	振り返り
 9月からすくわくプログラムが始まり、園では“食べる”をテーマに活動を行いました。
 初めは「野菜は苦手。」などの声がよく聞かれましたが、食べることで体が丈夫になること、病気になりづらい体になること。1つの食材でも調理により形が変わること、魚の体の仕組み、食べることの大切さ、おいしさ、
 生き物に感謝をすること、たくさんのことを得られた子どもたちです。ご家庭でも「鮭のちゃんちゃん焼き作ってみました。こんなにも食べてくれるなんて驚きました。」「以前よりも食べるようになりました。」など声も聞かれるようになりました。「これは○○の魚だね。」「前にスライスしたお芋だよね。」「小さい子にも教えてあげよう。」など、知識を小さいクラスの子やお父さんお母さんにも教えてあげる姿があり、人との繋がりや生きる力も身についたように感じます。